フォト
無料ブログはココログ

« 東京旅(カフェ・ド・ランブル) | トップページ | 焙煎初め »

2011年12月31日 (土)

東京旅(大坊珈琲店)

初日に泣く泣く銀座をあとにした訳ですが、気を取り直して2日目はいよいよ「大坊珈琲店」を目指しました。本当は2泊の予定でありましたが、我が家がある青森県地方に大雪強風波浪警報が発令され、「これはマズイ!」と思い午後の新幹線で帰ることに変更しました。しかし、時間にはだいぶ余裕をもっていましたので、少々迷っても大丈夫。でも慣れない千代田線に乗って、表参道駅から地上に出た瞬間「ここ何処?」てな感じ。結局出口のすぐそばに「大坊珈琲店」はあったのですが、いつもの通りあっちこっちをうろうろしてしまいました。

お店の前に着いた時は「オォー」という感じで、緊張しながら階段を昇りドアを開けると、ちょうど入り口のすぐそばのカウンターが一席だけ空いていました。憧れのマスターの姿がなく、イケメン兄ちゃん2人と奥さんと思しきマダムが忙しくしておりました。事前にメニューのことは知っていましたが、50ccか100ccのものしかありません。そこで田舎もんの怖さで「200ccで」と頼むと、マダムが「ハー?」って感じにになりましたので、メニューどおりにブレンドをオーダーしました(アー怖かった!)

お店は想像どおり年月を感じさせ、落ち着いた雰囲気。イケメン兄ちゃんがネルで丁寧に淹れる姿を他のカウンター客がじっと見ている。ジャズが静かに流れ厳粛な空気が漂っているように感じました。珈琲を待っている間、何人かのお客さんが帰って行きましたが、必ず「ごちそうさまでした」と言いいます。お店が良いから客層が良いのか、南青山だからなのかわかりませんが、ちょっと驚きでした。

そうこうしていると奥からマスターが現れました。きっと休憩中だったのでしょう。「うあー、写真と同じ人だ」当たり前ですが感動です。そして肝心の珈琲のお味ですが、味覚が狂っているにもかかわらず、一口目、パンチの効いた苦味がきました。でも全然不快ではなく、むしろ心地良い苦味。その後に今まで経験したことのない酸味。これを切れが良いというのかという不思議な酸味でした。甘さもあると思うのですが、鼻と舌が馬鹿になっていますので感じ取ることが出来ません。悔しいな!そんな状態でも美味しい珈琲だとわかるだけでも良かったと思います。

適温(低温)抽出ですので、すぐ飲み干してしまいました。もう一杯といきたいところですが新幹線の時間が迫っていましたのでお勘定をお願いすると、なんとマスターが応対してくれるじゃありませんか!レジの前に名刺が置かれてあったので「記念に頂いていいですか?」と聞くと「記念とはどうして?」と聞かれ、青森から勉強しに来たことを伝えると、にっこり笑顔で「ありがとうございました」のお言葉を頂きました。思いもよらず会話することができ、ルンルン気分で東京をあとにした今回の東京旅。最高の思い出となりました。

今年は震災に始まり、我が東北地方は多難な年でありました。そんな中でも珈琲を頂ける幸せに感謝し、来年も珈琲が一番身近にいるように頑張ろう。そしていつか、被災地に珈琲を通して安らぎを届けることができるようにしたいなと考えます。

« 東京旅(カフェ・ド・ランブル) | トップページ | 焙煎初め »

東京旅」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 東京旅(大坊珈琲店):

« 東京旅(カフェ・ド・ランブル) | トップページ | 焙煎初め »